この季節の思い出🍀
たしか小学一年生の頃だったと思います。
摘んできたたんぽぽの束を小さな水差しに挿していたら、息子がそれに指をつっこんではぺろぺろしていたんですよね。
「何してるの?」と聞いたら
「たんぽぽの水はどんな味かなぁと思って」というような答え。
その後、レイチェル・カーソンの『センス・オブ・ワンダー』を読んだとき、平たい言葉だけれどすごく感動しました。
自然の豊かさや子どもたちの感性のすばらしさを、環境保全のメッセージとともに伝えてくれる名文でした。
センス・オブ・ワンダー
”神秘さや不思議さに目を見張る能力” は、すべての子どもたちに備わっているんだと思います。
できる限りその感性を、大人の都合や世の中の情報の波でさらってしまうことがないように、大切に守ってあげたいと思いますね。
そんな想いから「ホリスティック親子セラピー」をまとめたのは、コロナ禍がきっかけでした。
これまでの実体験から、教科書ありきの勉強で消耗している子どもたちを目の当たりにしてきたことが根っこにあり、さらにマスクや滅菌生活、非接触とオンライン画面の中で育つ子どもたちのために、効率ばかりを要求して知識を詰め込むより「幸せに生きる力」を育む方がよっぽど大事だと思って自粛期間中にまとめました。
「ホリスティック」とは、ギリシャ語を由来とする全体という意味の言葉ですが、自ら学び育つには、遊びや休息も欠かせないですよね。
遊び・暮らしのなかに、興味・学びがあり、休息・芸術・人間関係と、余白の中に出会うものたちが豊かに育んでくれる。
いずれ子どもたちが、自分でハンドル操作をしてペダルをこぎ、転んでもまた立て直しながらたくさんの幸せを見つけていけるように、育ちの段階に合わせて、大人は補助輪のように支えてあげたいと思います。
本当は、五感で自ら選び取る力は子どもたちに備わっているのだけど、それを鈍らせる時代の影響と教育のしわ寄せは、無垢で無抵抗な子どもたちにも容赦なく覆いかぶさるから、、
子どもたちの個性を育みたい方
育てにくさを感じていたり、思い通りではない子育て中の方
これからお母さんになっていく方
子どもに関わるお仕事の方たちとシェアできたらと思います。
講習はマンツーマンで、Zoomも可能です。
ご自身の体験や現状を踏まえながら進めるので、本を読んだり聴講型の講座とはまったく違う腑に落ちる気付きが得られると思います。
興味のある方はお気兼ねなくお問合せくださいね🍀
